「吉野家HD純損失58億円に。」から学ぶ事。
まず、吉野家は完全に迷走している。
マクドナルドと同じ状態。(マクドナルドはそれでも復活、後退を繰り返しているが・・・)
「牛丼なら吉野家」、「牛丼1つで勝負!!」という声を良く聞くが・・・
その前に「牛丼」という食べ物の位置を考えていただきたい。
私は「ファーストフードの1つ。」と考えている。
「気軽に簡単に安く食べれる食べ物になってしまった。」という事。
いろいろすったもんだがあり、一時期300円を割っていたこともあった。
ファーストフードと言えば、ハンバーガー、コンビニのおにぎり、サンドイッチ、ラーメン・・・
「食べ物ではあるが、正直味を求める食べ物ではない。」と私は考える。
「お腹を満たすもの」という考えでもある。
それなりに安いというイメージが先行。
安易な値下げが原因。
「牛丼というビジネスモデルが崩壊している。」とも思う。
私はまず「値下げと味など全てサービスは両立出来ない。」と思っている。
「吉野家は牛丼の品質を上げ、高価格で勝負すべき。」という声も聞く。
確かに差別化で考えは合っていると思うが、これが吉野家というブランドでは絶対に成立しない。
仮に吉野家が別のチャンネル扱いで新ブランド店舗を出店するのであれば話は別。
すき家、松屋、吉野家と牛丼屋でやっていく以上価格との競争は避けられない。
薄利多売でしか成立しないのである。
逆に言うと、薄利多売をすれば成り立つのである。
薄利多売を成立するにはどうすれば良いのか?
吉野家は分かっているが、出来ない。
1番のネックの人件費。
券売機、店員を呼ぶピンポン、人件費を抑える事はいろいろ出来るが・・・
そう、吉野家のイメージ。
店員に「並、味噌汁。」と注文して、30秒以内くらいで「お待たせしました。」と運んでもらい、3分程度で食べて、「ごちそうさま。」と店員に話しかけ、そこでお金を支払うこのテンポの良いイメージ。
このイメージから脱却出来ないのである。
これがしっかり成立してれば「ブレない芯を持った経営」
しかし、成立出来ていなければ「お客のニーズを読めていない経営」
これは紙一重。
どっちに転んでも様々にメリット、デメリットが生じる。
ましてや牛丼業界のトップ。
下手の事も当然出来ないし、それでも現状を打破しなければならない。
現状もがき苦しんでいると思う。
しかし、吉野家に現在1番必要なのは「決断」
吉野家というこれまでのやり方を貫き通すのも正しい。
ここでやり方をいっきに変更するのも正しい。
私はどちらも正しいと思う。
そのかわり「決断」したのであれば、そのニーズのしっかり応えるように頑張っていただきたい。
中途半端だけは止めていただきたい。
例えば、ガストのように時間をかけて高単価の商品にシフトしていく。
当然価格にあった商品にしなければならない。
また、牛丼以外に力を入れる。
いろいろ考えがあるはずだが、ただ他社のマネで定期券やどんぶりのサイズの種類を増やすだけではダメだ。
とにかく何か目新しい事をやらなければならない。
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