「カラテカ入江、吉本解雇。」から学ぶ事。
「吉本興業および所属芸人のブランドを著しく傷つけた」として契約解消に至った。
吉本では、入江さんと反社会的組織との交流を問題視し、契約解消という重い処分に至った模様だ。
入江さんは自らを代表取締役とする「株式会社イリエコネクション」を15年10月に創業。昨年には厚生労働省から有料職業紹介事業の許認可も取得し、アスリートや芸能人に特化した“セカンドキャリア支援”を開始していました。しかし入江さんの契約解消を受けて事業認可が取り消される恐れも出てきたうえに、反社会的勢力と付き合いを持つ社長の会社とは、契約を続けにくいはず・・・
今回の問題を吉本を「本業」、イリエコネクションを「副業」
としてとらえてみる。
副業解禁元年と世間では言われていますが・・・
解禁の企業も少しずつ増えていますが、まだ「本業に影響を与えない程度。」というレベルが現状であろう。
ましてや、反社会的勢力は吉本のような大手であれば、イメージがとても大切。世間の目にとても敏感なご時世。いっきに畳みかけられる可能性も高い。
これが「危機管理能力」
「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」というようにちょっとした事が大勢で非難する事により、その人を追い込める時代である。
もっと分かりやすい例、有名人がちょっとした不適切発言などで辞任に追い込まれる。
一般人であれば、そこまで罰は与えられないであろう。
「有名人」も「一般人」も同じ人間なのに・・・ある意味理不尽である。(笑)
しかし、これが現実。
「闇営業」と言われているが、おそらく「イリエコネクション」経由の仕事であろう。
入江さん自身は多分、反社会的勢力という事は分かっていたと思う。
しかもこの話は5年くらい前の話。
何回もこのような怪しい儲け仕事ばかりやっていたから表面化されたのであろう。
それなりに誰かがイエローカードを出していたが、無視し続けて結果である。
有名人であるから、集客はある意味簡単であろう。
逆に利用される可能性も非常に高い。
これが1番大変な所とも思う。まさに危機管理能力が必要な所。
それと「イリエコネクション」の仕事を吉本の芸人仲間を巻き込んだ所も悪い。ノーギャラで仲間は参加したと言われているが、これもまた嘘であろう。(公民館、小学校のゲスト出演レベルなら理解出来る。)
他芸人も反社会的勢力と知らなかったとしても、バイト気分、小遣い稼ぎの感覚で参加したのであろう。
お金は貰えるのであるから、ましてやそれなりの立場の位置にいる方々であるから、しっかり会社を通さなければならない。
これは一般人であっても交通事故を起こした時、「些細な事でも警察を呼ぶ。」と同様のレベルの話。
警察、保険会社を通さず自分で解決しようとすると、様々な事が起きる可能性が高い。しっかり解決する為にも第3者を通す事が必要。
これも危機管理能力の一つと言っても良いであろう。