「かんぽ生命保険の不正販売。」から学ぶ事。
まずは「営業」とは実に大変な仕事である。
全く興味の無い状態から興味を持たせ、販売までする。
「興味を持たせる=騙す。」という形になる事もある。
それでも、営業の世界では何処も同様の可能性は高い。
世間に出ていないだけの可能性も高い。
どうしてこうなるのか?
答えは簡単。契約が無いとお金にならない。
契約が取れない者に給料は支払う事は???
契約が取れなくなると不正をする。
これは食品偽造でよく過去に騒がれた「売れなくなった商品を消費期限を偽造して売る。」
と同様。
どの世界も同じ。
しかし、度が過ぎるとこうなる。
私は「ビジネスはグレーで成立している。」と基本考えている。
現在はSNS等が普及し、誰でも世界に発信する事が出来る。
「悪い事をすると、即座に知られてしまう。」
もう隠しきれない時代である。
昔と違って、世論で叩かれる時代である。
政治家、芸能人など有名な方の不正の場合は一般人が同様の事をするよりも叩かれる。
非常に生きにくい時代かもしれない。
コンプライアンス(法令順守)
この言葉は私が知っている限りでは10年前くらいから聞いた言葉。
この国にはしっかりとした労働の法律がある。
この法律があるのにしっかりと守られていなかった。
それでも、我慢をして働いていた。
サービス残業など当たり前。それでもそれなりに見返り(給料)があった。
それが、不景気でリストラ、給料カットなどで労働者は限界まで来た。
さらに長時間労働で過重労働で自殺などで取り上げられ、現在の働き方改革になってきていると私は思っている。
あらためて言いたい。
昔は昔。結果が全てというのであれば、長時間労働や違法労働で結果は出せない。
昔は通用したが、現在は通用しない。これが結果。まさに結果が全て。
それなりのルール上で結果を出すのがプロ。
仕事はきれいごとで出来るものではないのは分かっている。
それでもプロであればそれなりのルールを守っていただきたい。