持続可能な企業にするには!?
会社の社長、オーナーやトップが1番大切なのは、自社の継続である。
どんなにきれいごとを言っても、自社を守るのが1番である。
社員はあくまでもコマである。
コマをいかに上手に会社発展の為に使うか?
これが事実である。
社員も「働かせていただいている。」という考えは頭に片隅に持っていないといけない。
上記をベースとして、これからの会社の運営方法を述べたい。
トップは企業者、同族企業者、たたきあげ・・・
様々ある。
会社全てを把握しているので、1番良いやり方ではある。
しかし、これからの時代はそれだけでは成立しない。
「井の中の蛙」
世の中は目まぐるしく変化している。
自社の常識は世間では非常識というのはよくあることだ。
これが大企業になると致命的である。
つねに世論と向き合わないといけないからである。
俗にいう、「叩かれる。」である。
中小企業では「お山の大将」がまだ成立するが、大企業では間違いなく成立しない。
ちゃんと第3者を入れ、会社内の監視をしてもらわないといけない。
人間とは愚かな生き物で、「その組織が常識と思っている事が、1人疑問に思っても、常識として成立してしまう。それが普通と思ってしまう。または思考停止状態になってしまっている。」
その時代に合わせたやり方をやっていかないとただのブラックというレッテルを貼られてしまう。
「伝統」と「非常識」は紙一重である。
昔からのやり方を忠実に守っても、現代では非常識になっている事はよくある事である。
「今の世の中はまさに全ての転換期に来ている。」と私は思う。
何事においても一度冷静に見直す事も必要である。
夢と挫折。
私たちは昔から「目標を持って行動しろ!!」とよく言われたものだ。
例えば、「今月はこれだけ稼ぐ!!」と設定。
目標達成の為に動くが、途中で上手くいかなかったり、トラブルもある。
現実、全てが上手くはいかない。
世の中そんなに甘くない。
成功者の話を紹介されるが、とことん努力している。
費やす時間は想像をはるかに超えたり、ありえない行動力・・・
かと言って、同様の事をしても達成出来るとは限らない。
まさに「自分の為にやる。」である。
しかし、人間は弱いもので・・・
追い詰められると、逃げたり、悪に手を染めてしまう。
例えば、吉本興業の芸人。
稼いでいる芸人はほんの一握り。
ほとんどがバイト、直営業をしているそうである。
これは一般の企業から見ると、「副業」にあたるであろう。
直営業の方が儲かるから、知らぬ間に闇営業になる可能性も高い。
吉本興業のやり方も世間的には悪いが・・・
現実を知っている芸人も悪いと思う。
夢をあきらめ、別の道に進むべき。
当然、夢をあきらめずに続けるのも素晴らしいし、スパッと別の道に進むのも全く恥ずかしい事ではない。
その判断、決断は人間がしなくてはならないのである。
これが世間では「挫折」というが、全く恥ではないと私は思う。
「挫折」ではなく「転換」と思う。
人間は自分の実力と可能性を自分で見ながら、生きている。
今の世の中自分にあった生き方をすれば良い。
無理して、体を壊したり、うつになったり・・・
昔と違って、それなりに将来が保証されてはいない。
いつ会社が潰れたりする時代。
会社と適度な距離を保ちながら、仕事をしていくのをおすすめしたい。
会社の為の忠誠を誓う働き方をしても、会社はそこまで私たちを守ってくれない。
「社員は家族。」と言っている会社が1番私は危ないと思っている。
そういう会社は「家族であれば、何をしても良い。」と思っている。
あくまでも他人。それなりに距離を持つべき。当然従業員との距離も保つべき。
私は人間不信のように思える方もいらっしゃると思うが、そうかもしれない。
「自分の身は自分で守る。」という言葉があるが、私の考えも少しは参考にして頂けれると幸いです。
大船渡高校野球部から学ぶ事。
エースで4番を決勝で出場させなかったのはいかがなものか???
これまた賛否両論で正解は無い。
「令和の怪物」佐々木投手を決勝で出場させなかったのは監督の判断。将来のためであり、これはまさに大決断であったと思う。
目の前の1勝で甲子園に出場出来るかどうかの所で佐々木投手を出場させなかったのはある意味、私は首をかしげる。
投手の肘は基本消耗品と言われる。
酷使すぎると壊れると言われる。球数制限が話題にされるが、私は特に高校生には導入すべきと思う。
甲子園では基本エースが連投するイメージがある。
これが正しいのかどうかの判断は人それぞれである。
甲子園という短期決戦というシステムではやはり球数制限は導入すべきであろう。
まずは甲子園がゴールという概念を選手もうそろそろ気づいても良いのでは???
将来野球を仕事とするのであれば、大学、社会人野球もある。
話は戻し、佐々木投手を守ったのは監督の英断であり、評価すべきである。
しかし、采配は私は評価出来ない。
まずは、佐々木投手がナンバー1であるのであれば、やはりナンバー2、ナンバー3をそれなりにもっと育てるべきであったのではなかろうか?
佐々木投手に頼りっぱなしというような感じに私は見えた。
監督は米形式の指導であるのであればなおさら、ナンバー1がいなくてもそれなりにチームが動く体制にすべきである。
ここは監督のチーム作りのミスであろう。
佐々木投手と心中するチーム作りではなかったはず。
これをビジネスの世界に当てはめると・・・
「危機回避」である。
1つの軸をしっかりと作り、もう1つの軸を作っていく事である。
本業と副業も分かりやすいと思う。
それでも、両方しっかりと取り組まないと共倒れする。
今の時代いつ何が起きるのか分からない。
当然「選択と集中」もある。
それを言うと、結局何が正しいのか???
そう、物事には何でも賛否両論がある。
正解はない。
「決断」である。
外野が何を言おうと、自分で考え決断を下すのであればそれが正解。
他人を気にするべきではない。
最後に、
甲子園の切符が目の前にあるのに、エースを一切使わなかった監督を私はすごいと思う。
仮に、決勝で投げさせ、壊していたらさらに批判されていたと思う。
今回の決断は相当悩んだと思う。
「組織に属する。」という事とは!?
私たちは「組織」というものに属して生活している。
基本私たちは自由である。
それでも生活していくにはルールがあり、ルール上の自由で生活している。
話は組織に戻す。
小さい頃から組織の中で生きている。
子どもで言うと、保育園や幼稚園からであろう。
このような組織に属し、生活していくルールを学んでいく。
組織であるから全員がそれなりの方向性を目指す。
これを仕切るのが子ども達の世界では先生であろう。
これをあまりよい表現ではないが、権力者である。
昔は「先生のいう事は絶対!!」とよく言われたものだ。
帰宅し、先生にこういう理由で叱られたと話すと親にも「お前が悪い!!」と言われたものだ。
現在ではこれが正論でも親が学校側に噛みつく時代。
先生も親の顔色を見ながらやっているのはかわいそうである。
話はさらに逸れてしまったが・・・
これを吉本興業で当てはめると・・・
大人の世界。
権力者がおり、会社をまとめるのは基本である。
当然理不尽な事も当然ある。
しかし、今の時代をもうちょっとみるべき。
先程話した、昔のやり方が通用しない時代。
全員が会社に服従している時代ではないのある。
この前の社長会見後、吉本の芸人のほとんどが「ギャラは折半していない!!」など会社側が弱っているこの時に発言している。
このやり方は汚いやり方と思う方もいるであろう。
しかし、世の中小さな発言、行動であれば基本組織に潰される。
この時しかないのである。
私は賛否両論あるが、理不尽が度を過ぎているのであれば、内部告発、暴露ではないが、このチャンスをしっかりと活かすべきと思う。
当然、「元の鞘に収まる。」可能性は低くなるが、業界全体に正しい方向に向かわせるようになるであろう。
署名運動ではないが、今回の騒動は最大のチャンスでもある。
私たちのほとんどは組織に属し、生活している。
組織があり、組織に守られ、生活が出来る。
自由と勝手は別。組織があるから安心して、働いたり、生活が出来る。
この旗振り、リーダーは当然必要。
これが権力者という表現になってしまうが、組織があるから社会が成立出来る。
人間1人では何も出来ない。
だからこそ組織が必要。
お互い、win-winが当然ベストであるが、そこまで求めている人は少数であろう。
ほとんどが組織を否定する発言をするが、酒の席での悪口程度であろう。
本当に組織を否定しても、人間は1人では生きていけない。
だからこそ時代にあった組織が必要である。
「吉本興業社長会見。」から学ぶ事。
一言。単なる言い訳だけの会見。
ただ、世論に一応対応しただけ。
しかも、誰も納得しない、やった意味がない会見。
パワハラ発言を「場を和ませよう、冗談・・・」
しっかりと伝わらなかった・・・(笑)
会社のトップが言う言葉では無い。
契約解除を撤回はまだ評価出来るが、周りがこれだけ騒がなかったら何もしなかったであろう。
単なるその場しのぎ。
なぜであろうか???
それなりに優秀な弁護士がついているはず。
それこそ、マスコミ対策のQ&Aも準備周到であったはず。
弁護士と経営陣は???
簡単に言うと、経営陣自身が危機管理能力がないのである。
会社を本当に守るであれば、普通徹底的にやるか、非を認め、しっかり改善に向かう。
上記のどちらかであろう。
私は昔から言っているが、「ビジネスはグレーで成り立っている。」
きれいごとでは生き残れない。
その中で上手にやるしかない。
今の世の中、SNS等で世論を集めるのは簡単。
ちょっとした事で追い詰める事が出来る怖い時代。
どんなに権力がある方でも、世論には屈する。突っぱねる事は出来ない。
お山の大将では成立出来ない。
独裁は???
吉本興業が本当に改革、改善をするのであれば、外部取締役をしっかり付けて、外部から会社をチェックする機能をしっかりやらないといけない。
井の中の蛙ではないが、自社が正しいと思っている事が世間から間違いや疑問に思われる事は良くある事だ。
ましてや吉本興業という大企業。世界標準のような感じの経営をしなければならないであろう。
吉本ブランドは世界に通用している。
まあこれを機に生まれ変わって欲しい。
それと、闇営業をした両氏はしっかりとそれなりにペナルティーは与えるべき。
現在の世論は両氏よりも吉本が悪いような風潮であるが、
闇営業、お金を受け取った嘘が事の発端。
これは話は別。ちゃんと罪を償わせるべき。
しっかりと謹慎なり償い、またTVの世界に戻って来て欲しい。
宮迫博之さんと田村亮さんの会見から学ぶ事。
私は昨日の会見2時間バージョンを全て観た。
当然様々な意見があって当然。
メインは謝罪会見と真実を全て語る会見。
記者による質問にも全て答えたので、吉本興業の暴露になった。
暴露が真実を語るという図式になるのは当然であり、仕方がないとも取れる。
この会見を見て私が1番残念に思ったのが、謝罪会見が暴露会見に完全に塗り替えられた所である。
現在世論は完全に「吉本が悪い。」というようになってしまった。
ダウンタウンの松本さんが直談判するなど・・・
私もこの会見を観て、吉本のやり方は完全にブラック企業のやり方と思った。
それでも、会見の1番の目的は被害者への謝罪では無かったのでは??
この会見後、本日朝起きて思った事である。
両氏とも吉本に不信感を抱き、弁護士をたてたのであるから、後日これまでの経緯などを弁護士同席で釈明会見した方が良いのでは???
それでも、両氏とも会社と決別を覚悟し、独断で会見を実行したのは評価すべき。
現在、これからの仲間の為にもしっかりと戦うべきと私は思う。
「かんぽ生命保険の不正販売。」から学ぶ事。
まずは「営業」とは実に大変な仕事である。
全く興味の無い状態から興味を持たせ、販売までする。
「興味を持たせる=騙す。」という形になる事もある。
それでも、営業の世界では何処も同様の可能性は高い。
世間に出ていないだけの可能性も高い。
どうしてこうなるのか?
答えは簡単。契約が無いとお金にならない。
契約が取れない者に給料は支払う事は???
契約が取れなくなると不正をする。
これは食品偽造でよく過去に騒がれた「売れなくなった商品を消費期限を偽造して売る。」
と同様。
どの世界も同じ。
しかし、度が過ぎるとこうなる。
私は「ビジネスはグレーで成立している。」と基本考えている。
現在はSNS等が普及し、誰でも世界に発信する事が出来る。
「悪い事をすると、即座に知られてしまう。」
もう隠しきれない時代である。
昔と違って、世論で叩かれる時代である。
政治家、芸能人など有名な方の不正の場合は一般人が同様の事をするよりも叩かれる。
非常に生きにくい時代かもしれない。
コンプライアンス(法令順守)
この言葉は私が知っている限りでは10年前くらいから聞いた言葉。
この国にはしっかりとした労働の法律がある。
この法律があるのにしっかりと守られていなかった。
それでも、我慢をして働いていた。
サービス残業など当たり前。それでもそれなりに見返り(給料)があった。
それが、不景気でリストラ、給料カットなどで労働者は限界まで来た。
さらに長時間労働で過重労働で自殺などで取り上げられ、現在の働き方改革になってきていると私は思っている。
あらためて言いたい。
昔は昔。結果が全てというのであれば、長時間労働や違法労働で結果は出せない。
昔は通用したが、現在は通用しない。これが結果。まさに結果が全て。
それなりのルール上で結果を出すのがプロ。
仕事はきれいごとで出来るものではないのは分かっている。
それでもプロであればそれなりのルールを守っていただきたい。